公社に宛てた意見・質問書とその回答

 

<緊急> 公社に宛てた意見・質問書とその回答

私たち「住民の会」会員の関係者が「公社の対応を疑問」に思い、質問状を送っています。その質問状に対する回答(返事を公社の販売担当よりいただいています。
はっきり申しまして、これが公社の体質です。これが公社の考えなのです。
そもそも、この回答者は質問状の送り主が「住民の会」の会員であることを理解しているのでしょうか?また、公社は「住民の会」を発足しなければならなかった経緯をどれほど知っているのでしょうか。いくつかの疑問点が浮かび上がります。


公社:「今回の販売物件は3年も経過した代物で、世間では中古住宅の扱い・・・

 結局、ここまで野放しにし中古物件に仕立て上げたのは誰の責任でしょうか。
 30棟、32棟を4年もの長期にわたり完売できなかった事実。公社の経営責任が
 問われます。

公社:「
中古物件と同じ物件を新築で購入された方々が、中古物件の価格に抗議
 し、売り主に対し自分たちにその差額を補填しろと要求することは、どの様に考えても
 理屈に合わない行為で、市場原理に反します。


 今回の再販売価格は不動産鑑定人の鑑定結果によって決定されました。
 しかも、その鑑定価格よりも低い値段を付けたのです。自分たちが責任の下に建設
 した物件を放置し、あげく他人に値踏みをさせ、さらに安く得る。
 逆に我々が言いたい。「どのように考えても理屈に合わない行為で、市場原理に反」
 するではないか。そもそも「原価主義」はどうなったのか。
 私たちは、その差額の全額を補填しろとは、1度も申しておりません。

公社:「
再販売に対し公社が皆様と協議し模索した行為を、・・・ しかも「公社が
 一方的に補填を撤回し、協議をうち切った」と誇張することは理解に苦しむ」「論議は
 平行線、結果は火を見るより明らかで、・・・ そこで公社はやむを得ず、知事承認を
 得て再販売に着手しました。


 今回の再販売に対し公社が我々と協議した事実はありません。住民代表数名から
 なる小委員会で非公式に打ち合わせたのです。住民に対する説明会は、1999年6
 月5日、6日に初めて開催されました。
 しかも、この説明会は管理組合の抗議文に答える形でようやく実現したのです。
 さらに驚くべきことに、この説明会以前に、公社は大幅値下げ販売の県知事認可を
 受けていたのです。

公社:「
これを不服とした既住居者の一部が違法的な販売妨害活動に出ている
 のです。


 私たち「住民の会」は、既住居者の94%以上もの会員で構成されています。
 また、言論の自由に基づき、公社の経営責任追及のための抗議活動を行っている
 のです。


さらに、いくつかの矛盾点を指摘しましょう。

論議は平行線、結果は火を見るより明らか」と話し合いに応じようとしない対応は
 なぜ!? その後に続く文章で、平然と値下げは我々公社の責任ではない。国の
 責任?との考え方を展開している。この思考は理解に苦しむところです。

既住民は若葉台全住民との「火花を散らす争いに発展する」だろう。との無責任発言
 はどこからくるのでしょう?「
新居住者いじめが大きければ大きいほど・・・」。
 値下げ販売も新居住者との問題も含め、公社が責任を持ってフォロー、アフターする
 という姿勢が全く見えない。この第三者的発言は、とても公社の人間とは思えません。

情報公開が全くない。値下げ販売全てに対し反対している訳ではなかったのです。
 (ある程度は理解を示していた住民の方も、多数いらっしゃいました。)
 値下げ幅44%となるデータはどこから算出されたのか、詳しく情報公開を求めても、
 公社にはそのような決まりはないと、即却下されてしまいます。
 「世の中の趨勢」これだけで44%もの値下げに踏切った理由がどうにも納得が行きま
 せん。世の公平(若葉台全体)を謳うなら
納得のいく説明を行なうことが最低限の
 「筋(マナー)」だと思いませんか。

私たちは正直者だと胸を張って威張れませんが、公社は概ね正直者だと確信して
 おります。
」このような回答書を書いておきながら、よく言いますね...
 この一文がこの販売担当、いや公社の体質の全てを、表していると言って良いだろう。

など、「住民の会」の主旨を全く理解されていない内容でした。
そこで、私たちは
「ある選択」に迫られることになりました。
その経過は、追ってこのホームページで公開したいと思います。
                                        2000/1/16

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