私達「住民の会」は、一方的な公社側の動きを封じ込めるために神奈川県議会に値下げ販売の撤回を求める請願書を提出しました。しかし、7月9日の議会では残念ながら否決されてしまいした。
既に県知事が値下げ認可しているので「後の祭り」なのでしょうか?まんまと、公社にはめられた感じです。我々が信用していた公社は、こんなやり方をするのです。
緊急掲載 『公社の放漫経営を暴き、糾弾する!』
1999年7月10日とうとう販売開始になりました。朝刊に入った販売広告内容をみて愕然としました。実際に自分の部屋が44%値引きされた値段をみて新たな怒りが込み上げてきます。これでいいのか、こんなことが許されるのか、認められるのか。
我々の主張は間違ってない、負けるものか、やってやる!。さまざまな思いが込み上げる中、全住民の気持ちが一つの方向を向いた1日でした。
販売方式は大勢の警備員に住友不動産販売説明員に公社の人間と、それは物々しい雰囲気です。
今までの殿様商売スタイルから一転、販売は住友不動産に委託、公社の人間は我々住民との接触を避けるように購入希望者をガードしています。
販売センターから現場(我々のマンション)までの送迎はタクシーです。
以下は週間文春(7月22日号)からの記事です。
反対派住民のシュプレヒコールが、公社とのにらみ合いに拍車をかける中、見学者は、まるで悪事を働いているかのように、キョロキョロとあたりを見回しながら販売センター内に入る。
そして公社が手配したタクシーに乗り込む。
現場には、販売を委託された不動産会社の社員と制服を着た警備員が詰めており、タクシーを降りた見学者を、取り囲むようにガードしていた。
旧住民との接触を避けるかのようにして部屋の下見をした後、再びタクシーで販売センターまで戻るといった具合。こんなコソコソした姿は、とても「新居選び」という前向きで夢のある行動ではない感じだ。 |
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