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売れ残りマンション4割値下げ販売で住民が賠償請求 | ||||||||||||||||||||
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大量の売れ残りマンションを抱える神奈川県住宅供給公社(横浜市中区)が、横浜市旭区にあるマンションを約4割値下げして売り出した問題で、すでに入居している住民らが31日、同公社を相手取り、総額10億5900万円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。 訴えたのは、横浜市旭区若葉台4丁目の「横浜若葉台団地」に住む計95戸の146人。 訴状によると、住民らは1995年から97年にかけて、最多価格帯が5700万円の分譲住宅を購入した。価格は2LDK―4LDKで約4000万―約7000万円。同公社は契約に先立ち、「公社の規定で、値下げ販売はできない」などと説明していた。 しかし、同公社は99年7月から、同一タイプの分譲住宅を平均44.3%値下げして販売を始めた。値下げ幅は最大で3000万円を超えた。住民側は「値下げはないとの言葉を信じて契約した。分譲価格は公平であるべきだ」として、購入価格と値下げ後の価格との差額を支払うよう求めている。 原告の1人で、3LDKを5118万円で購入したという中学教師(38)は「明らかに当初の価格設定が高過ぎた。公社がもっと早い段階で対応していれば、ここまで値下げしなくても売れたはずだ」と話した。 同公社販売部は「訴状を見ていないので、コメントできない」としている。 (13:04) |
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