現在は中谷選手も徐々に試合出場も果たし故障後の葛藤も消えているようですし、管理人様のおしゃるように、次のステップに向けて良い形で終了させる方向がベターであると考えます。それほどお役になれませんでしたが、今後も暖かく見守り続けたいと思います。　2000/9/11　Ｗａｔａより．

「先のことは分かりませんが、後になって悔いを残さないように精いっぱいの
努力をしたいです」と語る中谷選手。
そんな中谷選手のモチベーションを切らせないためにも彼を励まそう！
中谷選手を励ましたり応援するサイトが増えています。

「Wata's Health 倶楽部」では中谷選手を応援しています。
がんばれ中谷選手。ともに奇跡を信じよう！


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左目の故障で選手生命の危機にたたされている、プロ野球阪神タイガース中谷仁捕手（２０歳）が投手コンバートの意志を固めている。同捕手は９月７日治療のため渡米しました。 今年５月末、同僚のなげた携帯電話が左目に当たるアクシデント。「左脈絡膜（みゃくらくまく）破裂と黄斑（おうはん）部出血」によって左目の視力が０．０８まで低下しました。
低下した視力のままプレーできるようなリハビリを続け、なんとか投球を捕球できるようにはなったが、同時にこのリハビリ方法にも限界を痛感。２．０の右目視力と低下した左目視力との大きな差が頭痛を誘発するのだ。
「ブルペンで受けた翌日は偏頭痛がひどくて、練習も休まなくてはいけない。このままじゃ１軍で捕手としてプレーするのは無理だと思う」と中谷は話す。救いの手をさしのべたのが野村監督で投手へのコンバート案。「投手なら、１軍でプレーできるかもしれない」という思いがふくらんできた。
これまで投手経験はないがその強肩は１３５Ｋｍを出す。高校全日本のブラジル遠征ではマウンドに上がったこともある。
「投手が甘くないことは分かっているけれど、巨人の上原さんのように大学に入ってから
投手を始めた人もいるわけですから」と中谷選手。捕手での再起を基本線としながらも、投手コンバートも選択肢にいれ検討していくことになるそうです。
高校時代（智弁和歌山）は甲子園で大活躍でした。１９９７年ドラフト１位で阪神に入団。
苦境に負けずに、その明るさとガッツで再起することを願っています。

【１９９９年９月１３日現在】　「奇跡にかけます！」
渡米していた中谷選手が帰国しました。ＵＣＬＡ（カリフォルニア大学ロサンゼルス校）での診断の結果、すぐの手術はありませんでしたが絶望視されていた『視力回復』の可能性が認められたそうです！同行した中山コンディショニング担当によると「急激な視力回復は難しいが若いので回復力がある」とのことです。中谷本人も「奇跡にかけます」と前向き。今後は打撃・捕球練習を中止し、さらに紫外線を遮断するサングラスを着用するなどして回復力を高めることを重点的に進めるようです。


【１９９９年１１月３０日現在】　「中谷選手は現状維持で更改」
中谷選手が左目負傷からの再起を誓った。
契約更改では現状維持の７２０万円でサイン。「来年びっくりさせますよ。」携帯電話がぶつかるアクシデントで０．１以下まで低下した左目の視力は回復していないが「慣れてきて、かなり見えるようになったんです」と秋季練習中もキャッチング、打撃練習を行った。「来年、キャッチャーでダメならあきらめるという気持ちでやります」。一時は選手生命の危機を自覚し、投手転向も視野に入れたが、将来の正捕手候補としての明るい表情を取り戻しているようです。

その後の状況なども不定期に更新する予定です。　　　　　　　1999/10/21　Wata．