『もの凄い風が僕に吹いていた』 イチロー(マリナーズ) オールスターへ出場し第1打席でマリナーズ時代に同じ背番号51をつけていた ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)と対決して。(一塁内安打での出塁でしたね) 大リーグに来た年にシアトルでオールスターがあったりファン投票で選ばれたり。 先発投手がジョンソン(ダイヤモンドバックス)に変わったことも。何もかも。 そうゆう人の力ではどうすることもできない「流れ」を感じたとか。 対決のとき打席に入るまではいろいろな思いがありました。しかしボックスに 入ったらそれは消えていきました。おそらく他のことを考えていたら、 この勝負には勝てないと感じたからではないでしょうか。 と、サラリと言ってのけるところがイチロー選手らしいですね。 その後の活躍は皆さんの記憶に新しいところです。 2001/12/10 |
『どんな世界であってもいい、好きなものを一つ見つけなさい そして、夢を失うことなく最後まで持ち続けなさい 夢を持ち続ける限り、心も体も若さも保つことができます。 私はマラソンを通して、生きる喜びを感じました。 生きていることがこんなに楽しい・・こんなにすばらしい・・ということを 人は、何故につまらないマラソンなどをするの?・・と その時、私はいつもこう答えてきました。 「私には大きな夢があります。その夢を達成する為に走っています。 そこには果てしない大きな夢、世界の桧舞台で 私の育てた選手が力を発揮し大輪の花を開かせること。 その夢がある限り、私は走り続けます・・生きている限り」』 小出義雄(女子マラソン金メダリスト高橋尚子選手の監督) もう、このまんまですね。何の説明も必要ないです。 私も「走り続けます・・生きている限り。。 2001/10/21 |
『信念を持ってやれば土壇場で生きる』 『努力することに意味の無いことなんか一つもない』 渡辺元智(横浜高校監督) 期待の選手に言い続けてきた言葉。 夏の甲子園、横浜高校の主砲松浦選手は初戦から4番を任されていたが 思うように調子がでないために準決勝ではスターティングメンバーからも外れた。 しかし劣勢の9回土壇場で「一番努力してきたのはお前なんだ。自信を持って、いけ」。 と代打で登場。期待にこたえた一振りは左翼フェンス直撃の3塁打。 5ー6と追い上げ、そして同点まで追いつきました・・・。 毎晩付きっ切りで指導してくれた、監督さん、部長さんに最後の最後で、 恩返しすることができました。と、残念ながらサヨナラ負けしましたが、 最後まで愚直にバットを振り続けた松浦選手にふさわしい言葉でしたね。 2001/09/09 |
『意識しないで自然にプレーした者に、女神は微笑む』 青木 功(プロゴルファー) 全英オープン、コース攻略が大変難しい。 マスターズに勝ってもこの全英には勝てない。 勝ちたいという強い思いは、意外にも簡単に女神から見放される。 「無心、無意識、平常心」いろいろ表現がありまが、 みんなが技を競い合って、みんなが頂点を目指し、その繰り返しを 自然にプレーしたものに女神はほほ笑む。 こう語る青木選手の解説には百戦練磨の積み重ねが 感じられますね。 2001/08/17 |
『プレッシャーを感じているときにさえ、 楽しいと思える心を持つ人間になりたい』 菅野美穂(女優) 今春の運続ドラマ出演でのインタビュー内容だったと思います。菅野美穂さんが運の 悪さを嘆きながらも、自分探しに奮闘するOLを演じました。コメディータッチのドラマは 初めてとなるそうです。「シリアスな作品より演技が難しいことを、日々の撮影の中で 感じている」また「打たれてもへこたれず、けなげに前進していくところは共感でき るし、等身犬の女性を『当たって砕けろ』の精神で演じたい」。 さまざまな悩みを胸に秘め、自分の運の悪さを嘆く主人公ですが「運は、誰もが 平等に持つもの。その点に気付くかどうかが大切だと思う」とも話す。 プレッシャーを感じているときにさえ、楽しいと思える心・・・。 スポーツにも共通する言葉ですね。 2001/07/16 |
『自分でできることを自分なりに一生懸命やってきた。 ただそれだけですよ。』 衣笠祥雄(プロ野球解説者‐元広島東洋カープ) プロ野球の連続出場記録をもつ「鉄人」衣笠祥雄。骨折した時もケガをおし ながら連続出場記録を伸ばしつづけてきた。でも、この言葉に表れているように 彼自身は全然偉大だとは思っていない。そもそも記録を作るために 頑張っているわけではないという、ごく自然な理由からのようです。 ただ、できることを一生懸命やってきたとは、偽らざる気持ちでしょう。 最初から大きな成果を期待してはダメ。自分の足下を見つめ、その日その瞬間を 大切にする。地道にコツコツ積み上げたものが、やがて大きく実を結ぶ。 そんな希望を抱かせてくれる名言ですね。 2001/06/20 |
『教えることなんてできない。本人にその気がなければ、 何を言っても同じですから。』 工藤公康(プロ野球‐読売ジャイアンツ) 質問というのは、聞く耳を持ち学習する意欲がある者が自発的にするもの。 自分から声をかけても効果はたかが知れている。とは言いつつも 「ヒントを話しているだけ」とアドバイスする姿勢は忘れないようです。 今年は本調子には程遠い工藤投手ですが体調を整えて 夏場頃には復活できるように期待しましょう。 2001/06/03 |
『横綱になるのは難しいが、務めるのはそれ以上に大変だった』 元横綱 曙 太郎(相撲) 2001年1月22日に「もう一度山を登りきる気力がなかった」と引退を表明。 我慢できる痛みから、激痛が消えない両ひざは、 相撲を取らなくても痛いと、既に限界のようでした。 やはり頂点に上り詰めた横綱ならではの言葉かも知れませんが、 「務めることのほうがもっと大変」ということを強調している ところが印象的ですね。 2001/05/03 |
『結果が出てから悔やんでも仕方ない。 努力しただけ、結果は出るはずなんだから。』 利根川 勇(厚木商校 女子ソフトボール部監督) 結果が出てから悔やむ前に、今やれることをしっかりとやる。 ということだと思います。勝負とは勝つか負けるか。 勝つために重視したのがディフェンス。練習の8割が守備練習とか。 ひたすらノックを繰り返した同監督ならではの言葉ですね。 生徒の努力が報われた時、そして勝利の後、口にする言葉は 「ほっとしました」だそうです。 2001/04/07 |
『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ やがて大きな花が咲く。』 高橋尚子(女子マラソン) シドニー五輪女子マラソン金メダル。高橋尚子さんは、 この言葉を支えにしてきたそうです。 すぐに結果は出ないけれど今やっていることは無駄ではない。 いつかきっと成果がでると信じて、何事にも努力すること。簡単そうですが とても奥が深く。自分の性格を知り自分自身を信じているからこそ、、、 この言葉だと思います。 2001/03/20 |
『不安もプレッシャーもありますが、 それをはねのけられるのは、 納得できる練習しかないんです。』 田村亮子(女子柔道) 期待があるのもわかっている。自分にプレッシャーを感じているのもわかっている。 それが不安になるのは、自分で納得していないから、とおっしゃってます。 とどまるところを知らない勢いで常勝を続ける田村選手。 「勝つことが当たり前」と思われてしまう。 けれど誰よりも敗北の怖さとプレッシャーを感じている。 恵まれた才能のみに頼らず、全てを受け入れ納得しているから 厳しい練習にも耐えられるのでしょうね。 2001/03/03 |
『やりたいことを自分で決め、努力する人間になってほしい。』 鈴木 利夫(伊勢原高校−男子ソフトボール部監督) 13年連続全国高校総体出場。神奈川県内有数のソフトボール強豪校。 「日立ソフトウェア」の初代監督も引き受けたほどですが、結局みつけた居場所は 母校のグランドだったようです。「勝ち、負けはいい。やろうと思ったことに全力をだしなさい。やらされるのでは社会に出ていってからだめになる」 あくまで自主性に任せ、努力は出し惜しみさせない。その中で生徒は育ち、昨年は全国高校総体で八強入り。 「自分で決め、そして努力する人間・・・」鈴木監督の言葉を私も肝に銘じたいと思います。2001/02/12 |
『無駄になる努力はない。』 川上哲治(元巨人軍監督) 高いレベル、より高い目標を目指して努力し、工夫し、研究していく。 基本的な学習をしっかりやって、その研究は試行錯誤の繰り返し。その途中では、 無駄な努力もたくさんする。しかし、あとになって無駄だったと思うことでも、そのとき、 その時点では「無駄だ」と思ってやったものは何ひとつないはずで、すべてそのとき、 その時点では「ベストだ」と信じてやったことばかりだろう。 あとになって振り返ってみて、あるいは人に教える立場になってみると、 だからこそ無駄だったというようなことは何ひとつない。 百戦錬磨の名将の言葉には重みがありますね。 詳しくはこちら 2001/01/13 |
『目指すものがある。辿り着きたい場所がある。 きっとそこは、もう遠くない。 足踏みできない、着いた先で自分の身体がどうなっていようと 辿り着かなければ意味がない---。』 今年も辿り着きたい場所を目指し 走り続けようとい思います。 辿り着いた先に見えてくるものは・・・。そこで見えるものは きっと、また次の辿り着きたい場所なのかも知れませんね。 本年もよろしくお願いします。 2001/01/01 |
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