コラム健康 【7話.強い日差でお肌もお疲れ】
ストレス、食生活の変化、環境問題などですぐ肌荒れする敏感肌人口が増えているそうです。夏場は汗や強い日差しで肌が疲労する季節、その後のスキンケアも大切にしたいものです。
スキンケアは美容上のこと思われがちですが、最近は医療シンポジウムも開かれるほど健康医学の問題として重要視されています。
若い女性にも急増している感想肌、ニキビ、あせも、かぶれ、床擦れ、靴擦れ、医学的治療が必要な必要なアトピー性皮膚炎、金属アレルギー、などまで肌荒れという観点では同じものだそうです。
皮膚には血管、リンパ節、汗腺、神経など多くの組織が集まりからだの保護、体温調節、異物の侵入を防ぐなどの大切な働きがある。皮膚の表面にあたる角質層は角質の成分と水分、脂分が混りあって弱酸性を保っていることで病原菌の繁殖を防いでいます。
よく話題になるアトピー性皮膚炎も患者の共通症状として外的刺激から守る皮膚のバリア(保護)機能に異常があることがわかってきたことからスキンケアの大切さが指摘されています。ところがこんなに大切な器官である肌が、現代では悪化する傾向にあるそうです。昔から体調は肌の色に表れるといわれてるがストレス、食生活の変化、化学物質に囲まれた環境要因なども健康な肌に負担を与えています。
現代人の肌年齢は実年齢より10歳も老けていると警告する学者もいるほどで、こうした状況を見れば積極的にスキンケアをすることが健康面で欠かせないことになりそうです。
次回は健康肌を守るポイントについてお話します。 1999/8/30
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