スポーツコラム 【74話.無失点豪州ゴールをこじ開けろ!『侍ストライカー』】
南アW杯出場を決めたサッカー日本代表が2009年6月12日、アジア最終予選最終戦となる17日の豪州戦(メルボルン)に向けて日本を出発。
A組1位突破を競う相手は今予選7試合無失点と堅守を誇る豪州。しかし、今年の代表戦7得点の活躍でエースに成長したFW岡崎慎司(23)選手は“侍魂”でゴール宣言。豪州制圧へ岡田日本の『侍ストライカー』が、海を渡っての戦いに闘志を燃やしている。
今回は、ともに南ア行きを決めているが、アジア最終予選A組トップの座とプライドをかけた対決。 「豪州は今のところ無失点なので、何とか自分の力でこじ開けたい」
勝利には、2009年2月11日の0−0ドロー(日産ス)を含む同予選7戦無失点と鉄壁の豪州守備陣からゴールを奪うことが必要だ。
期待はやはり、W杯出場を決めた6日のウズベキスタン戦の決勝点など、最近4戦4発と絶好調の背番号9。岡崎選手自身も「この豪州戦で点を取れるかが本当の力になる」と重要な試合ととらえている。
ダイビングヘッドなどけがを恐れない気迫のプレーで『侍』の異名が定着しつつある岡崎選手。所属のJ1清水は『オカ侍』というキャラクターグッズを製作し、12日正午からネットで先行発売を開始したところ、Tシャツと携帯ストラップの予定数150が1時間で完売と、すごい勢いですー! |
テレビや雑誌の取材依頼もクラブに殺到し、今や人気はうなぎ上り・・・。
でも岡崎選手に慢心はないようです。
つかの間のオフには家族と映画鑑賞に行き、選んだのは「レッドクリフ」。
中国の古典「三国志演義」を題材とした大作に見入り、闘争心が出た。
体は休めながらも、心は次戦へ再チャージしていた。
「気持ちよく本大会に行きたい」。
侍が赤い壁ならぬ黄色い壁の豪州を切り裂き、アジアの戦闘を締めくくってくれ・・・!
今後に期待しています。『オカ侍』
2009/6/13
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