Special Information

過去のスポーツコラム
スポーツコラム  コラム健康  スポーツ語録&名言集  Special Information

「Wata倶楽部ネット」で気になるスポーツ選手や、
頑張ってほしいと思っている選手への応援メッセージから
スポーツトレーニング話題などを主に掲載しています。

スポーツコラム 【5話.たった1人の入場行進 横浜高校 松本努】

たった1人の夏−。今回は夏の風物詩、甲子園。横浜高校 松本努主将のお話です。
広い甲子園球場から、自然と拍手がわき上がる。「前年度優勝校、横浜高校」のアナウンスとともに先頭で松本主将(三年)がグランドに入場した瞬間だった。
松本主将は、たった一人の行進です。全国高校野球選手権神奈川大会準決勝で、今回の代表高校の桐蔭学園に敗れて四期連続出場の出場を阻まれたからです。深紅の大優勝旗を手に、グランドを行進する間、昨年のことを思い出したと言います。春夏連続、史上初の三冠達成、無敗記録。。。優勝旗のレプリカを受け取った瞬間「こんなに軽いのか」とあらためて驚いた。
出場校の先頭に戻ったとき「ありがとうございました。」誰に言うでもなく、自分を育ててくれた高校野球に対して、感謝の気持ちが自然と口をついて出た。
横浜高校は、今春の選抜大会に出場したが、PL学園(大阪)に初戦敗退を喫した。「自分達の力で、もう一度校歌を歌いたかった」。春、夏ともに二度ずつ優勝しているが、全員で優勝旗を返還できなかったのは今回が初めてのこと。「先輩達に申し訳ない」と目を伏せた。「やれることだけのことはやった。」胸を張って、立派に返せたと思います。「桐蔭学園には、また優勝旗をもって帰ってもらいたい」エールを送って高校野球最後の日を静かに終えた。

横浜高校の昨年の活躍といえば、記憶(PL学園との死闘、決勝ノーヒットノーランなど)に新しいですね。その重圧に耐えながらの戦いだったと思います。
きっと、この経験は今後の人生に役立つと思います。お疲れ様でした。松本くん! 1999/8/08




_ ☆Presented by 1人でスポーツトレーニング with Wata倶楽部ネット_
_