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スポーツコラム 【57話.横浜FC来季J2へ!】

サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)の横浜FCは10月8日、横浜市神奈川区の三ツ沢公園球技場で国士館大と対戦し、5−3で勝利。これで今季のJFL2位以内が確定し、来季のJリーグ二部(J2)への昇格条件を確実にしました。
横浜FCは、吸収合併により消滅したJリーグ・横浜フリューゲルスのサポーターらによって昨年2月、日本初の市民クラブとして発足。「ソシオ」と呼ばれる、会費を払ったファンがクラブ運営に関わる独特の方式をとっています。昨季はJFLに準会員として参加して年間優勝。正会員となった今季も、これまで17勝1引き分けの勝ち点51、無敗で首位に立っています。
JFLで上位2位以内に入ったチームは、ホームスタジアムや練習場の確保、ユースチーム保有などの諸条件を満たせばJ2に参加することができる。横浜FCは既に9月29日にJ2会員入会申し込みをリーグに受理されており、今後のヒアリングなどを経て、11月21日のJリーグ理事会でJ2昇格が正式に決定するようです。

夢が実現した。各選手がゴールを決めるたびに、サポーターにガッツポーズを繰り返した。「本当にうれしい。このためだけにやってきたんですから」。決勝ゴールを決めた有馬選手が声を震わせた。1999年(平成11年)元日の横浜フリューゲルス消滅から1年9カ月、646日。サポーターたちが、ゼロからつくった横浜FCが、たった2年でJ2にたどり着いた。
この日は苦しい試合。90分以内で勝って、ホームで昇格を決めたいという全員の気持ちが、序盤は空回りした。それでも前半38分、後半9分と増田選手の連続ゴールで流れをつかんだ。1度は同点に追い付かれたが、先発全員がJリーグ経験者の横浜FCは、勝負強かった。自らの日本記録を更新する1分けを含む開幕17連勝での昇格です。

昨年もぶっちぎりの優勝を果たしましたが、開幕1カ月前に認められたJFLの「準会員」の立場では、Jリーグの扉は閉ざされていた。代わって昇格したリーグ3位の水戸が、今季J2で8位と大健闘中。実力的にはJリーグでも通用するはずだ。「今年は去年と違って、目標がはっきりしていたから、全然楽でした。僕ら現場は勝ち続けることしかできないですしね」と主将のMF後藤が笑った。専用の練習場は今もない。それでも、今季からは横浜市の協力で三ツ沢球技場がホームとなった。チームの基盤となる下部組織もできた。環境も徐々に整ってきた。この1年は無駄ではなかった。「すべて、応援し続けてくれた皆さんのおかげです。でも、まだ残り試合もある。全部勝って堂々とJリーグに行きましょう」。リトバルスキー監督が目を輝かせた。

<J2昇格条件>
Jリーグの下部に位置するJFLの正会員として2位以内を確保することが絶対条件。これにより、JFLや地域協会の推薦を受けJリーグに会員入会を申請。ホームスタジアムや運営会社などの基準を満たしていれば、現地ヒアリングとチェアマンヒアリングを経て今回は11月21日のJリーグ理事会で昇格が認められるそうです。
J2でも大暴れを期待したいですね。 2000/10/15




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