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スポーツコラム 【28話.本当の市民クラブを目指す 奥寺康彦】

横浜FCのゼネラルマネージャー(GM)を務める奥寺康彦氏(47歳)は、自信を持って来季以降を見据えている。就任のきっかけは今年1月、Jリーグ市原などを通じて付き合いがあったリトバルスキー監督(39歳)からの「やってくれないか」という電話だったそうです。「市民からのサポートで大きくなるクラブ、というのが魅力的だった。

時間がなかったので不安を感じてる暇はなく、すぐに行動に移した」。自ら選手の勧誘の電話をかけることから始めた一年。現場は監督に任せ、スカウトはもちろん、スポンサー探しにも歩き回った。「周囲もよくやってくれて、一年目の割にはよくできた」と、手ごたえを感じている。熱狂的なドイツのブンデスリーグで活躍した日本人初のプロ選手、そして海外選手の先駈け。本物のプロサッカーを知るかつての名選手の目には、横浜FCの未来がしっかりと映っているようです。市民に支えられるチーム。それは、他のJチームやきっとプロ野球チームだって目指しているはず。日本初の市民クラブのGMという仕事に確信を持ち、心から楽しんでいるようです。

もっとも横浜FCは、まだ本当の市民クラブには」なっていないと言う。「もっと市民に試合を見に来てもらいたい。今の応援はすごく温かい。怒っていても「しっかりやれよ」とサポーターは言ってくれる。罵声はない。そういった雰囲気を多くの人に感じてほしい」。試合に来てもらうためには「結果しかない」と断言。先の天皇杯3回戦ではJ1のV川崎に健闘しました。「試合で結果を示せば、応援してやろうかなと思ってくれる。そうゆう一つ一つの積み重ねが目標を実現させる」と力強い。契約は2002年まで。日本初の市民クラブという舞台で、再び挑戦を始めた。そして「J1入り」という最高の答えで結果を出すつもりだ。

「まちがいなくJに上がるよ」この言葉に自信がみなぎっているようです。 1999/12/22




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