コラム健康 【9話.夏バテお疲れの9月】
9月になり子供たちは新学期、まだまだ暑い日が続きますね。。。
暦の上では秋でも残暑は健在、涼しくなってもなかなか抜けないのが夏バテの疲れです。秋本番にを前に夏バテを吹き飛ばしてリフレッシュしましょう。
夏バテの原因は、
・暑さによる食欲不足
・睡眠不足
・冷房負け
に大別されます。
第一の「食欲不振」は暑さによる消化酵素作用の低下による。また大量に汗をかくのとにより、ビタミン類が一緒に流れ出てしまう。
ビタミンB群は神経や筋肉の働きを支えている。人間の体温は脳の視床下部にある体温調節中枢がコントロールしている。暑い時に汗を出すように体に命じるには、大きなエネルギーを使います。体内に貯えられた糖質や脂肪を燃やしてエネルギーに変えるには、ビタミンB群が必要です。
まず、Wata's Health 倶楽部でも推奨しているように、1日3食をきちんと食べるのが基本、その上で、タンパク質やビタミンB1、B2群を含んだものをメニューの中心にして下さい。熱を下げる夏野菜といわれるトマト、キュウリ、ナスなどの緑黄色野菜、食欲をそそるシソ、ミョウガなどの香味野菜、カレー粉、唐辛子などの香辛料を上手に使いましょう。
第二の「睡眠不足」の解消は規則正しい生活リズムで暮らすことが必要。軽い運動をして適度の疲労感を与えることも重要です。1日10分間のストレッチでもいいです。息を吐きながら筋肉を伸ばす部分に意識を集中してゆっくりやって下さい。
就寝前はぬるめの温度で入浴するのもいいです。ぬるめの湯は自律神経を落ち着かせ、血行を促進させ、眠気を誘って疲労を回復させるのに最適です。
第三の「冷房負け」は現代ならではの原因です。以前なら暑さ負けですが、今は完備した冷房が体の調子を狂わせている。
5話でお話したように「冷房太り」になる場合もあるようですが。。。
外は暑いのに家の中は冷えすぎている。この繰り返しが自律神経失調を招いています。
今の時期なら冷やしすぎを防ぐために除湿だけにとどめるのがいいと思います。
「食事」「入浴」「除湿」の3点が夏バテ解消のカギです! 1999/9/10
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