コラム健康 【12話.健康にいいお風呂の入りかた】
より効果的に疲れをとるにはどうしたら良いのだろうか?まず、なるべく体温に近いぬるめのお湯に入ることがポイント。だいたい、38度〜40度ぐらいが望ましい、と言われています。熱いお湯に入ったほうがさっぱりして疲れがとれるというひともいるかもしれませんがこれは大きな間違い。熱いお湯の場合、体の表面が急激に熱くなるので、長く使っていることができずに体の芯まで温まらない。そのため筋肉の血行が良くならないのだ。
一時的に疲れがとれたような気がするだけで、筋肉の疲れはとれていない場合が多い。
次にお風呂の入り方ですが、胸までつかるのがベスト。下半身が温まるだけで、全身の血行が良くなるのだ。逆に、全身つかってしまうと、心臓や肺に負担をかけることになる。
冬場は、タオルを肩にかけたり、手でお湯をかけたりしましょう。
注意しなければならないのは、長湯しないすぎないこと、個人差もありますが、少し汗ばむぐらいで上がる。また、入ったりでたりを繰り返すと、逆に湯疲れしてしまうのでほどほどを心がけて下さい。これは、温泉入浴にもいえることでしょう。
スポーツの後は、しっかりと疲れもとりたいものですね。 1999/10/27
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