コラム健康 【13話.スポーツ選手も要注意?の痛風】
ジョギングしているのになぜか通風がでた、と言うお話です。運動することは通風予防にも役立つことですから、ジョギングとの因果関係は常識では考えられないそうです。でもタンパク質を取りすぎる現代人の食生活を考えるとあながち無縁とも言い切れません。通風は老廃物である尿酸(プリン体=タンパク質の一種=が分解する際にできる)が関節に付着することで起こります。尿酸を体外に排出するのは腎臓ですが、運動中は機能が低下して運動性高尿酸現象を示す。5キロ走をした人達の45%がこの高尿酸現象になったと言う調査もあるそうです。つまり高タンパク質の食生活と運動性高尿酸現象が悪循環となり通風を引き起こすことはありえます。意外にプロ野球選手には通風が多いという事実もあるそうですよ。通風予防には、
・プリン体の多い食品(ステーキ類、ビールなど)は避ける。
・野菜、海藻類を多く食べ、バランス良い食事を心がける。
・アルコールを控え水分は十分にとる。
・総カロリーを制限して肥満解消!
など、と言われています。 1999/11/04
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