コラム健康 【30話.コーヒー”カス”の利用法】
コーヒーの香りが大好き、という方はかなりいらっしゃると思います。好みのコーヒー豆を買ってきて、ひきたてのコーヒーを愛飲する。おいしそうですね。ところで、香りと味を楽しんだ後、コーヒーのかすはどうしていますか。まだまだ利用価値があるので捨てずにとっておくと、けっこう役立ちます。
例えばプラスチックの容器の臭い消し。嫌な臭いが染み込んでしまった密閉容器、洗い忘れて腐敗臭がしみついたゴミ入れなどに、乾燥させたコーヒーのかすをいれ、ふたを閉めて一晩ほどおきます。すると、あの頑固なにおいが消えて、コーヒーの香りがほんのりと漂うようになるとか。
また灰皿の底に、湿ったままのコーヒーのかすを敷いています。タバコの火を消すたびにコーヒーのかすが焦げて、香ばしい香りが部屋に漂い、タバコのにおいがあまり気にならないとか。
さらにプランターや鉢物の植え替えのとき、目詰まりを防ぐために腐葉土の入った土に
コーヒーのかすを混ぜて、水はけを良くします。こうすると植物を長く楽しむことができるそうです。何気なく捨てていたコーヒーかすにも、こんな利用法があります。
試して見てはどうでしょう。 2000/4/16
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