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Wataが身近な健康について学んだことを話題にして掲載しています。
健康意識を高めるために日々取り組んでいる、過去のコラム健康です。
体調異常を感じた時などは自己判断せずに医師の診断をお受けすることをお勧めします。


コラム健康 【34話.ストレス社会を生き抜く】

ストレス社会を生き抜くと題して、こんなお話を見つけました。
20代半ばの男声社員、Cさんは最近床に就くと心臓の鼓動が気になりなかなか寝付けません。動悸がひどく寝ている間も何度も飛び起きてしまうほどで、心臓の専門病院で検査してもらったのですが異常が見つからず今度は心療内科を受診しました。問診していると、受け答えからCさんの実直さが伝わってきます。Cさんは小学校の頃、先生の出した問題が分っていても手を挙げられない性格で、成績表にはいつも「勉強は出来るが積極性に乏しい」と書かれたそうです。しかしそれからの人生においては消極的な面を克復しようと常に頑張ってきたそうです。

人の中に入る練習をしようと中学、高校では生徒会役員や体育祭の実行委員を引き受け、大学もサークルで頑張り、就職も氷河期といわれる中、積極性を買われ大企業に決まりました。
しかし、人前では元気に振る舞う一方で、1人になるとぐったりとしてしまうことがたびたびあったそうで。動悸は自分を奮い立たせるのがつらくなり、燃えつきそうだと感じ始めていた矢先に起こりました。彼の病気はもともと人の中で積極的にやって行くのを苦手と感じて頑張る自分は「張りぼてのトラ」である事を良く知っていたCさん自身の「もうこれ以上頑張れないというサイン」だったようです。
担当医は、Cさんに「長い間良く頑張りました。今回は休みましょう。これまでの努力で、これ以上頑張れないというポイントが分ったのですから、病気になったのは収穫です。」と話したそうです。どこまで頑張り、どこまでちゃんとすべきかというポイントは、本当に分りにくいものです。
最近は突き詰めて苦しむのは格好悪いという人か多くなり、そこまで頑張る人のほうが少なくなってきています。でも、燃え尽きる加減が分らないと、力強く生きる極意である「ぎりぎり少し手前のほどほど」が見えてきません。「頑張り過ぎ」で病気になるのも、むしろこのポイントをつかむ大切なチャンスなのではいでしょうか。Cさんには、薬を飲んでもらいながら、「ぎりぎり少し手前のほどほど」をつかんでもらおうと思っています。自分に厳しいCさんは、病気を糧にまた一つ大きくなってくれそうです。

この考え方の重要なポイントは病気になったことを悔やむのではなく病気になったことを収穫と捉えているところですね。自分の気持ちを常に前向きに、病気になったことをチャンスと考えるように指導した担当医の対応は素晴らしいと思いました。 2000/6/24




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