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Wataが身近な健康について学んだことを話題にして掲載しています。
健康意識を高めるために日々取り組んでいる、過去のコラム健康です。
体調異常を感じた時などは自己判断せずに医師の診断をお受けすることをお勧めします。


コラム健康 【44話.2001年は巳(み)年です。】

今年は巳年。蛇というと皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。自分の干支だけど蛇は気持ち悪くて嫌い!、という方も多いのでは。
人間は蛇を恐れる一方で、神聖な存在、縁起のよい動物としてあがめてもきました。21世紀になった今日でも蛇への思いはさまざまかも知れませんね。

蛇は生命力の象徴といわれています。脱皮を繰り返して成長する。脱皮は若返りや死からの再生と考えられており、蛇にはそのための強い生命力、知識があると信じられていました。
蛇が持って来た薬草で死者を復活させるグリム童語「三枚の蛇の葉」や、大蛇が人を食べた時の消化薬だという草を手に入れた男が、あるときそれを使ってみると自分が溶けてしまったという落語「蛇含草(じゃがんそう)」など、医薬にまつわる語も広く見られます。
昔の人々は蛇に神秘的な力を感じていたようで。恐れと敬いは蛇を大地の神、水の神などとし、自然や生命を支えるものと深く結び付けたのでしょう。

ネズミや害虫を捕食する無毒の蛇は益獣で、福を呼ぶ「家の守り神」として人家で大切に保護されていました。日本以外では古代ギリシャをはじめリトアニア、スイス、ドイツ、ポーランドなど欧州各地にも同様の習慣があり、人と蛇は一種の共生関係にありました。
最近は「よく見ると顔がかわいい」「恐竜みたいでかっこいい」と、考えが変わったという飼い主も多いそうだ。愛好家のこだわりは大きさと色柄の二つの傾向に分かれるという。現在、人工的につくられた種も加え多様な好みに合わせたペット用の蛇がいる。不思議な動きとオブジェのような姿を楽しむ新しい関係が人と蛇の間にできているそうです。

生命力の象徴。今年も力強く1年間を過ごしたいと思います。 2001/01/05




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