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スポーツ競技・スポーツトレーニングから心身の健康法まで
実生活に役立ちそうな名言・格言を
Wata流に編集し、メッセージとして掲載してます。


初めて自分で自分を褒めたいと思います。
有森裕子(女子マラソン)

2007年2月18日の東京マラソンがラストランとなった有森祐子さん。
彼女の口からは数々の名言が生まれてきました。
「今まで努力してきたすべてがそこにあるから」
「メダルの色は一つ落ちましたけど、自分が輝いたのでうれしいです」


しかし、1992年バルセロナオリンピックで銀メダルを獲得し、その後の怪我との戦いを
見事に乗り越え、4年後のアトランタオリンピックでは2大会連続のメダルとなる
銅メダルを獲得したときのレース後、
「初めて自分で自分を褒めたいと思います」
こう語った、有森さんの言葉が、やはり一番印象深いですね。

初の大型都市、東京マラソンは西新宿の東京都庁前から臨海副都心の
東京ビッグサイトまでの42・195キロのコースで行われ、約3万人が健脚を競いました。
有森さんはマラソン「ラストラン」として2時間52分45秒の5位でしたね。

両手を胸の前で合わせながらゴールすると、ファンの方に向き直って頭を深々と下げた。
5年3カ月ぶりのフルマラソンで輝かしいマラソン人生にピリオドを打った有森さん
「無事にゴールできたのは、すべての人のおかげ。最高の終わり方ができた」と、
感謝の言葉を口にしたのです。日本の女子マラソン人気を不動にした名ランナーは、
CM出演など陸上の「プロ第1号」としても第一線で活躍してきました。

ぜいたくを言えば2時間25分に挑戦したかったけれど、今は十分満足。
やり残したことはこれからの人生で最大限に表現し、トライしたいと最後は笑顔のようでした。

沿道からは幾度となく「有森!」の声が飛び、
「こういう形で終われるなんて、わたしなんかにはもったいない」。
込み上げてくる涙を何度もこらえる姿も、もうこれが最後かと思うと
少し寂しい気もしました。 お疲れ様でした。 2007/2/22




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