スポーツ競技・スポーツトレーニングから心身の健康法まで 実生活に役立ちそうな名言・格言を Wata流に編集し、メッセージとして掲載してます。 |
『もう「藍ちゃんのお兄ちゃん」じゃない!』 宮里優作(男子プロゴルフ) 男子ゴルフツアー日本シリーズJTカップ最終日 (12月8日東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70) お兄ちゃんがついに勝った。3打差の首位で出た宮里優作選手が 71とスコアを1つ落としながらリードを守り、通算13アンダーでツアー初優勝を飾りました。 応援に訪れた妹・藍ちゃんやご両親、家族の応援を力に変え、ツアー11年目での栄冠でした。 この優勝により「3年シード」の権利も獲得。 最終18番パー3、3打目のアプローチがカップに消える。 宮里は両手でガッツポーズを決め、 キャディーと握手を交わすと、次の瞬間、膝からその場に崩れ落ちた。 全身の力が一気に抜けて立っていられませんでしたね。^^; 両親、家族、そして大勢のギャラリーが見守る中、口ひげをたくわえ、 ベテランと呼ばれる年齢になった33歳の男は四つんばいになって号泣。 プロ転向後、初めて単独首位で迎えた最終日。 前夜は眠れず、1番でドライバーショットを右に曲げ、いきなりボギー。 それでも「感情を入れずに次に向かうことを心がけた」と必死に気持ちを切り替えた。 しかし6、7番の連続バーディーの後に8、9、10番で3連続ボギーを叩くなど なかなかプレーは安定せず、ギャラリーから「優作ちばりよ(頑張れ)」の声援が飛んだ。 そして3打リードで迎えた最終ホール。重圧から第1打を左に曲げ、ボールは左ラフに。 第2打もオーバーさせて再び深いラフにつかまった。 だが「トリプルボギーも覚悟した。グリーンの上で止まってくれたら」と、 開幕前の練習で丸山茂樹から教わったSWでふわりと浮かせるロブショットが 歓喜のフィナーレに導いたのです。うむ神業でしたね。 11年のオフから妹・藍が暮らす米アリゾナ州で合同合宿を敢行。 妹も師事するコーチのピア・ニールソン氏の下で「ビジョン54」 というメンタルトレーニングに励んできたとか。 以前はラウンド中にイライラしてキャディーバッグを蹴り飛ばすことも、 徐々に感情の起伏をコントロールできるようになったのが大きかったようです。 「いつもは藍ちゃんのお兄ちゃんと呼ばれるが、 きょうは(ギャラリーに)名前を呼んでもらえて力になった」と苦笑い。。。^^; まずは2勝目が大事だと思う。勝利を重ねて強いプレーヤーになりたい。 と元怪物ルーキーはさらなる高みを見据えた。 プロ転向後はすぐにでも優勝すると期待されていましたが、初Vまで11年ですか。 でも、まだ33歳ですから、今まで費やした時が無駄ではなかったことを証明しつつ、 妹さんにも負けない強い選手になってほしいですね。 2013/12/11 |
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