メンタルトレーニングは常識!

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メンタルトレーニング

メンタルトレーニングはもう常識です。最近はメンタルトレーニングも進化し、様々なバリエーションに広がっています。スポーツの世界では、本番での気持ちの持ちようで勝敗を分けたりします。トレーニングの内容にも日々工夫を重ね、毎日の練習に取り入れ試合で活用できるように準備をしていくことが重要となってきます。
体作りが万全でも、メンタル面で弱点があれば勝利を手にすることはできません。試行錯誤を繰り返し、最終的に自分なりのオリジナルプログラムを完成させメンタルトレーニングを充実させましょう。


☆Presented by Wata倶楽部ネット☆

トップを目指すスポーツマンなら誰もが意識している。常にトップを目指すアスリートにとってフィジカルなトレーニング以上に欠かせないのがメンタルトレーニングです。最近は、メンタルトレーニングも進化し、様々なバリエーションに広がっています。海外のトップアスリートや世界に通用する日本人選手は理想的な心理状態「ゾーン」を意識してプレーしているとか。。。
また、脳波を測定しながらのイメージトレーニングや眼と脳の関係を強化する「ビジョントレーニング」も注目されています。スポーツ界は今や「脳」を鍛えて、瞬時の判断力やヒラメキを高める時代に入ったといって、いいでしょう。
最近、日本においてもメンタルトレーニングという言葉が盛んに使われ, スポーツ選手達も毎日の練習や試合に取り入れるようになってきました。メンタルトレーニングはスポーツ以外の健康、ビジネス、パフォーミングアーツ(音楽・芸能など)、教育などの幅広い分野を含んでいます。競技選手は、試合で勝ちたい、上手くなりたいという気持ちで毎日の練習をしています。
毎日の練習のおかげで、技術は向上したし体力も問題ない。さあ試合で勝つぞ!というのが、今までの「古いパターン」。今はこの毎日の練習で築き上げた「技術」「体力」を試合で発揮する方法、つまり自分の持っている最高能力をいかにして発揮するかという方法(新しいパターン)が使われるようになりました。
これが、スポーツにおけるメンタルトレーニング。つまり、「心・技・体」のバランスのとれた練習をしてその質を高め、技術や体力の向上をはかり、勝つことを目的とした試合で100%の力を発揮するために心理面(精神力)も積極的にトレーニングしようということなのです。
その結果、自分の気持ちをうまく調整するセルフコントロール能力が高まり、不安やプレッシャーなどに負けず、自身の持つ最高能力がコンスタントに出せるようになるわけです。「試合でいい結果が出せなかった」「スランプに陥った」。そうゆう壁にぶつかったときに少しでもお役に立てれば幸いです。

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そんな、強いメンタルの作り方とは?
>>>本番で実力を発揮するメンタルトレーニング
 
スポーツでいい結果を求めるには「技術や体力」の強化は勿論のことですが、選手それぞれの「メンタル面の強化」が今や常識となっています。一つのファインプレーが次のスーパープレーにつながったり、チョットした失敗がきっかけで次のプレーがガタガタになるなど精神状態がそのプレー結果を大きく左右することは、誰でも体験的に知っていると思います。
試合で100%の力を発揮するために心理面(精神力)も積極的にトレーニングし、いつもいい精神状態を保つ方法を研究し競技力アップに活かそうというのがメンタルトレーニングのねらいです。

レベルアップを図りたいのに、練習の成果が今一つあがらない。
実力があるのに、本番になると何故か普段の力が出せない・・・。

など、全てのスポーツ競技において「プレッシャーの下で十分な力を発揮すること」これに尽きると思います。相手に打ち勝つ強い精神力を手に入れるためには、日々のメンタルトレーニングは重要となってきます。

自己の脳力をアップするためには、
  気持ちを切り替える・・・思考のコントロール
  集中力を高める ・・・・・アルファ波強化
  いい状態を記憶する・・・脳へのプログラミング
などの方法があります。

それを総合的に行うのがメンタルトレーニングです。ここでは脳力と呼んでいます。スポーツの世界では、本番での勝敗が明暗を分けるだけに、トレーニングの内容にも日々工夫を重ね、毎日の練習に取り入れ試合で活用できるように準備をしていくことが重要です。

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ここでは他のサイトで勉強させて頂いたことをお話します。
メンタルトレーニングの歴史は、オリンピックと深くかかわっているそうです。1950年代に旧ソビエトのスポーツ選手へメンタルトレーニングの応用が始まりで、旧東ドイツなどでその成果が報告され1976年のモントリオールオリンピックを境にアメリカ・カナダ・スウェーデンなどをはじめとして世界各国へと広がったそうです。
日本では、1984年のロサンゼルスオリンピックでのアメリカの成果を目のあたりにし、翌年ようやく研究や応用がスタート。しかし日本スポーツ界の壁は厚く、オリンピックチームをはじめとして一般にもなかなか理解してもらえない状況が続き。その後世界のオリンピックチームがソウル・バルセロナ・アトランタとメンタルトレーニングを盛んに活用している状況から遅れて日本でもその重要性が認識されるようになったのがこの数年です。
特に北米では1980年後半から盛んになり、今では大リーグ(10チーム以上)をはじめNBAやNHL・NFLなど様々なプロスポーツで導入されその成果を上げているそうです。何故か日本という国は新しいものが取り入れにくい風土のようですね。

アメリカなどでは、博士号を持ったスポーツ心理学の専門家がメンタルトレーニングの指導をするというのが基本。これは正しい知識と質の高い内容の指導が必要だからそうです。メンタルトレーニングを取り入れてみようと考えた場合、その指導ができるスポーツ心理学の専門家に相談することが一番の近道。本を読み、自己流でやるといった方法も考えられますが、いい成果を出せない可能性が高く、あまりお勧めできません。というのが一般的なようです。
最近は「応用スポーツ心理学研究会」や「各種勉強会」なども開催しているそうです。選手、コーチ、スポーツ関係者など誰でもが参加できますのでそれらを活用する事をおすすめします。そこではすでに実践している選手やコーチが集まり、いろんな情報交換ができるでしょう。
基本的知識や方法を学び、毎日の練習に取り入れ、試合で活用できるように準備をしていくことは重要ですね。

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「よし!」と勇んで試合に出場しても何故かいい結果が出ないことが多いですね。
逆に淡々とプレイをこなし結果を出す選手。どうやらプレッシャーに強いタイプの選手と弱いタイプの選手がいるようです。その差はどこから生まれるのでしょうか。
プレッシャーに弱い人間は、いざというときに自分の実力を出しきることができません。試合の前、あるいは試合中に、つい頭の中で失敗場面を想像してしまうことに起因しています。私も経験ありますが、日頃から成功した場面、次のプレイのイメージを常に持つように準備する必要があるようです。
「失敗したらどうしよう」というマイナス思考から不安感を招き、結果として肉体にも影響を与えてしまう。そしてプレッシャーに強い人間と言うのは不安を克服しているのではなく、プレッシャー自体を感じていない。さらに言えば、プレッシャーの最大要因である「不安感」を持たないということになります。
この不安感について考えてみましょう。以下にスポーツ選手が抱える不安感を一覧にしてみました。

 ・あがってしまう
 ・迷惑をかけたくない
 ・欠点が気になる
 ・体調や怪我が気になる
 ・技術に自信がない
 ・あせってしまう
 ・負けることが恐い

この状態はスポーツに限ったことではないですね。
仕事で初めてお客さんとお会いする時や発表会で自分の出番を待っているなども同じでしょうか。やることはやったが何故か不安感があったりします。
試合中にこのような精神状態になれば、とても実力を発揮することはできないはずです。
これらネガティブな発想はすべて捨て去ること、プレッシャーに弱い選手は、いかにポジティブな発想を持つことができるかがテーマになります。
たとえば、野球で高めのボールを打つのが苦手なバッターの場合、彼がバッターボックスに入って「高めには手を出さない」と考えるのはネガティブな発想です。「ベルトから下の球を打つ」と考えれば、意欲的な打撃ができるというものです。プレッシャーと無縁になるためには不安感からくるプレッシャーという思考パターンを崩すことから始めなければならないようです。

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体を動かすのは筋肉、その筋肉の動き方は、脳から司令信号(神経インパルス)によって決定します。つまり、いくら体力や技術を鍛え上げても脳から正しい司令が伝わらないと体はうまく動かないというわけです。
スポーツでよく言われる「心・技・体」の心は、緊張感や不安感にじゃまされずに、いつも正確な司令が脳から伝わる状態を作れという意味です。体力と技術力に加え「脳力」のトレーニング、この3つが合わされば、練習の質も上がるし、気持ちをうまく調整するセルフコントロールの能力が高まり、不安やプレッシャーなどに負けず、強気・プラス思考で自分の最高能力がコンスタントに出せるようになり、本番での動きもよくなるはずです。

まずは今の状態の確認してみましょう。
 体の休養はとれているか ・・・・・・トレーニングをやる気にならない
 十分な睡眠がとれているか
・・・・・心身ともにバランス感覚がなくなる
 栄養が片寄りなくとれているか
・・・体と脳に活力がなくなる

どれか一つでも欠けると、メンタルトレーニングに影響がでるので日常生活のなかで常に気をつけて自己管理に努めましょう。

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脳力アップ、精神力を高めるといっても、ただやみくもに「リラックスしろ」「平常心を保て」などとかけ声をかけるばかりでは、あまり効果は期待できないはずです。スポーツに関係する部分を取り出してみても、精神の働きは複雑で幅広いものです。
ここで紹介する要素は「こころ」の状態を示しています。行っているスポーツについての各要素を10段階評価でどのレベルかを考えてみましょう。スポーツをしている時の自分を描写するのであって、日常生活における自分が対象ではないので注意してください。
各項目は10点満点、7以上の点数がつけば自分が強いところ、4点以下なら弱点を示す。すべて7点以上ならベストだが、そんな選手はまずいないでしょう。自分に不足している要素を知り、それを高めていくのがメンタルトレーニングの目的です。

以下の項目から、まずは自分の適合性(裏を返せば自分の弱点になります)を知りましょう。

  01.平静である
  02.弾力性がある(感情の回復が早い)
  03.競争心がある
  04.自力本願である
  05.打ち込んでいる
  06.積極的である
  07.自信がある
  08.忍耐強い
  09.自制心がある
  10.楽観的である
  11.責任感が強い
  12.現実的である
  13.チャレンジ精神がある
  14.コーチの言うことを聞く
  15.集中している
  16.成熟している
  17.やる気がある
  18.感情的に柔軟である
  19.問題解決がうまい
  20.チームプレーが得意である
  21.危険を冒すのをいとわない
  22.演じることに熟練している
  23.ボディーランゲージが得意である
  24.リラックスしている
  25.エネルギッシュである
  26.肉体的に健康である

試合というプレッシャーの下では負ける時というのは常に最も弱いところから崩れるものです。これはどんなレベルの選手にも、技術・精神・肉体・感情のいずれの面にも起こる可能性があります。
パターが苦手なゴルフ選手はプレッシャーが重なってくると、決まって最初にそこから調子を崩します。従って、自分の真の弱点を知ることが肝心であり、メンタルトレーニングを行う上でのスタート地点といえます。

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「自分の不足している要素を把握する」での適合性で自信のない項目がある場合は、その人の弱点になる可能性があるので、その弱点を攻略することからメンタルトレーニングは始まります。4点以下で弱点と思われる項目は永久に変わらない要素を表しているわけではないです。トレーニングによって変えられることを理解して下さい。
例えば「忍耐力がない」「演じることに熟練していない」「やる気がない」の3つの要素に自信が持てなかった場合、

ステップ1
弱点をポジティブな要素に言い換える。
私は意欲的に取り組んでいる。私は自分の考えをはっきりと、積極的にアピールできる。私はやる気満々だ。というように、常にポジティブ(前向き)な言葉に言い換える。

ステップ2
1ケ月間はこの3点をトレーニングにおけるポジティブな要素の最も重要なテーマとする。ロッカーや洗面所、寝室の壁などできる限り多くの場所に改善要素を書いた紙を貼っておく。自分がとても意欲的に取り組んで、自分の考えをはっきり言えて、積極的にアピールできる光景を思い浮かべる。そしてやる気満々で何かを楽しんでいる様子をイメージする。
これを朝晩10秒から30秒かけてそれぞれについて考えたり、感じたりする。最も効果的なのは朝の起き抜けと、寝る直前に行うことです。人間にとって、このときが最もアルファ波が出ているときだからです。

ステップ3
1ケ月間改善点について毎日の進歩を記録する。進歩したと思った日、そうでなかった日、後退した日を毎日記録する。1ケ月経過したらどれぐらい進歩したか、再度、適合性を調べてみる。長所と短所を自覚し次の1ケ月のテーマにつなげる。

以上、この繰り返しで自分に不足している要素の改善を図りましょう。
Wataが尊敬する中村天風先生の教えをWata流メンタルトレーニングに応用しています。参考になるかも知れません。

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よいイメージは何回も繰り返さないと潜在意識になかなか入って行きません。ところが悪いイメージは即座に潜在意識に入りこむといわれます。日頃から嬉しかったこと、楽しかったことなど、できるだけ鮮明にイメージをすることは大切です。
自分でイメージしたことはそれが正当な願望で、かつ達成感や満足感を伴うものであれば、脳はその実現に向けて驚くほどのパワーを発揮します。

反復練習の意味
野球が例なら、バッティング練習に素振りは欠かせないです。では、なぜ素振りをするのか、打撃理論を教えるためではなく、「打つ」と思った瞬間に無意識にバットが出るように潜在意識へいいフォームの記憶回路を作るのが目的です。
テストの答案を書くときのようにいちいち言葉で考えなくても、日常のいろいろな場面で体が無意識に動くのは、この潜在意識のおかげです。反復練習で「体がおぼえる」というのは「潜在意識に記憶される」ということになります。
この潜在意識に常にいいイメージをインプットすることで上達の速度が違ってくるのです。

イメージも取り込む
潜在意識は、実際の体験だけでなくイメージによる仮想体験も記憶回路に取り組む、という便利な仕組みになっています。つまり、イメージをうまく定着させればそのとおりに体を動かすこともできるはずです。
メンタルトレーニングの一つ「イメージトレーニング」は、そういう脳の仕組みを利用する方法なのです。

過度の緊張とミスの関係
潜在意識の記憶回路から、いつも正確な司令が筋肉に伝わるのなら、試合でも練習どおりのプレーができるはずです。しかし、現実はだいじな場面ほどミスが多いのです。脳にはその時の感情や気持ちによっていろいろなホルモンを分泌する別の回路があり潜在意識の働きはホルモンの種類によって大きく左右されるからです。
たとえば不安感や緊張感があると、アドレナリンというホルモンが出ますがこれが多くなると潜在意識からの伝達がうまくいかず、緊張で体がガチガチという状態になります。
逆にチャレンジの気持ちを持ったときに出るチロトロピンというホルモンによって集中力が高まり体が活発に働くということもあります。潜在意識から正確な司令を伝えるには、いつもいいホルモンが出るような精神状態を保つことが大切になってくるというわけです。

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「できないかも」より「できるかも」。脳の回路にベストの働きをさせるキーポイントの一つが「プラス思考」です。何かをやろうとするとき「できないかも」ではなく「できるかも」、「失敗したらどうしよう」ではなく「うまくいったらどうしよう」というふうに、肯定的に考え、それを信じて行動を開始することです。これによって、ドーパミン系という神経回路が活発になり、潜在能力をうまく生かせる状態になります。
プラス思考は、あなた自身の考え方のくせみたいなものですから、日常的に意識して、前向きに考える習慣を心がけましょう。

マイナス思考 プラス思考
こんな簡単なミスするなんて自分は
どうしようもない選手だ
だれでもミスはある、
ミスは忘れて次へ集中しよう
ここで決めなかったら、
みんなにどう思われるだろう
ベストを尽くそう、
リラックスして会心のスイングだ
今の判定はおかしい、
なんて不公平な審判なんだ
1回のミスジャッジで試合は決まらない、
ベストを尽くそう
もう残り時間が少ない、
もう勝てないかもしれない
スポーツに逆転はつきもの、
最後まで挑戦しよう
あした一生懸命やればいい、
今日は適当にすませよう
今日頑張って練習すればあしたが楽になる
雨が降ってきた、いやだな 条件はお互いに同じだ、集中しよう


マイナスのストップ習慣
プラス思考を意識しても「だめかもしれない」という不安や弱気がついつい顔をだすことがありあます。こんなときは、まずその不安や弱気の思考にストップをかけることです。心のなかで「ストップ」と叫んで指を鳴らすのも一つの方法、このストップ合図からプラス思考へ切り替える思考コントロールを、ぜひ身につけたいものです。

おおらかに考えよう
本当は不安いっぱいなのに「不安じゃない」と言い聞かせたり、ドキドキしているのに「緊張していない」と強がってみせるのは、プラス思考とはいえません。本物のプラス思考は、自分の弱さや失敗を受け入れられることが大前提です。完璧な人間などいませんから、不安があって当たり前、失敗するのも当たり前というふうに、おおらかに楽に考えましょう。
スポーツ選手に見られる考え方で「いつも完璧なプレーをしなければいけない」は失敗したときに、落胆と自己嫌悪になりますので、それよりも「だれでもミスはする」と考えた方がいいのです。


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あなたはどのくらいプラス思考人間かをチェックしましょう。

下の設問で
  4点・・・・・あてはまる
  3点・・・・・ややあてはまる
  2点・・・・・どちとらでもない
  1点・・・・・あまりあてはまらない
  0点・・・・・あてはまらない

合計点数でチェックしよう。

 01.試合では積極的な考えや態度をいつも心がけている
 02.自信に満ちた態度でふるまっている
 03.「今日はいける」と思うことがよくある
 04.自分の能力を信じている
 05.自分のペースでプレーできる
 06.難しい試合でも楽しめる
 07.いつもベストを尽くそうと意欲を持っている
 08.機会があれば、いつでも自分の力を試したい
 09.いまの競技(スポーツ)は、自分の意志で決めたことだ
 10.現在よりも高い目標がある
 11.自分の目標がチームの目標実現にもつながる
 12.プレーを他に楽しむことができる
 13.いまの競技(スポーツ)は自分にとってかけがえにないものだ
 14.苦手な相手にも気後れしない
 15.強制されなくても、前向きにいまの競技(スポーツ)に取り組んでいる
 16.期待は自分への励ましだ
 17.プレッシャーもエネルギーの源だ
 18.自分はもっといい成績をのこす自信がある
 19.いつも自分や周囲に声をかけて、やる気を高めている
 20.うまく行かなくても、すぐに気持ちを切り替えられる


 65点以上
   プラス思考のお手本、いうことなし。ただし、ストレスや健康に注意しよう。
 55〜64点
   かなりプラス思考、もっと自信を持っていい。
 40〜54点
   前向きに積極的に競技に意義を見出して、メンタルトレーニングを実践しよう。
 39点以下
   消極的、否定的になりがち、精神面がミスの原因になってるかもしれない。
   メンタルトレーニングで自分を高める努力をしよう。

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マイナス思考からプラス思考へ切り替えるためによく使うのが、自分自身に暗示をかける「自己暗示」です。練習ではいいプレーをするのに、試合になるとミスを繰り返すというような選手は、ものごとを悪いほうへ悪いほうへと考えるクセがついていて、そのマイナス思考がさらにミスを誘発しているのです。そういう思考パターンは自己暗示によって、肯定的、積極的なものへ変えていくことができるます。
いくつかある自己暗示方法のなかで、もっとも簡単なのは言葉による「言語暗示」です。「さあ、いこうか」「ベストをつくそう」「落ち着いていこう」など、肯定的、積極的な言葉を口に出すだけ。かけ声みたいなみたいなものだから、すぐにでも実行できる。コツは行動のつなぎ目にやること。家の玄関をでるとき、シューズのひもをギュッと締めたとき、アウトをとったとき、ゴールキックになったときなどに行うと効果的といわれます。
言葉の暗示を声に出さず、心のなかでつぶやく方法もいいですね。これなら、練習や試合のときだけでなく、教室や昼休みや街を歩いているときでも遠慮なくできます。また、自分の目標、可能性、問題解決の方法などを繰り返して文章に書き、それを声に出して読むという暗示方法もあります。
文書を書いているときは、誰でもそのことにエネルギーを集中させている。その状態を利用して、いい暗示を脳へ染み込ませていく方法です。

本格的なメンタルトレーニングを専門家の指導なしにやるのは難しいものです。しかし、ジンクスや仲間同士のかけ声など日常的にやっていることも、メンタルトレーニングの要素は含まれているし、初歩的なことならチームメートどうしではじめられる訓練もあります。
精神状態がプレーに大きく影響することを理解し、訓練の効果を信じて少しずつでも実行していくことが重要なのです。


プラスのセルフトーク

セルフトークつまり「ひとりごと」のことです。
不安が頭をよぎる前に「よし、いいぞ」「いまのは最高」などプラスの言葉を自分にかける。とくにゲーム中不安感が大きくなりやすい選手には有効。

プラスのアドバイス
チームメートへの助言として声をかけるときは、「〜でいこう」というような肯定的な言葉にすることです。
「〜しちゃいけない」など否定的な助言をすると、逆効果になる場合もあります。

プラスの態度
ミスをしたとき悔しがるのはいいが、しょぼんとして落ち込んではいけない。
落胆は大きなマイナス、悔しさは次へのエネルギーになるからです。それに、落胆した態度は相手を勢いづかせることにもつながるので、常にプラスの態度を心がけましょう。

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リラックスして自信に満ちている状態のときこそ実力を思う存分に発揮できる人はだれしも理解できるはずです。そうは言っても、自分の精神状態を常に良好にコントロールするのは容易なことではないです。
一昔前には、競技の前にやたらと気合を入れ緊張と興奮の状態で試合に臨む選手の姿が多く見られましたが、今では「肉体のリラックス」がパフォーマンスに与える影響の研究が進み、陸上などのスプリント種目では笑顔で走る選手もいます。顔の筋肉をゆるめることで、身体に余分な力が抜けてスムーズな動きが可能になるのだと思います。脳や筋肉をリラックスさせることで、プレーに正確さ、バランス、スピードを生むことができるはずです。
ポジティブなメンタル・コントロールを実現する上で「肉体のリラックス」は重要なキ−ワードと言えます。

アルファ波の効果
「一流選手はアルファ波が強い」とよくいわれます。アルファ波というのは、人間の脳波の一つで、リラックスしているときに強く出る波長で、アルファ波の強い人はそれだけ他の人よりリラックスできているということになります。
リラックスといっても、半分眠っているようなのではなく、体から無駄な力が抜け、意識はクリアになっているという状態で、このアルファ波状態が潜在能力を発揮させるだけでなく、暗示などメンタルトレーニングを高めるうえでもベストなのです。試合、練習のイメージをアルファー波を出して行なうと意欲や集中力が高まります。
アルファー波とは、脳が気持ちい状態に出ている脳波のことで、有名な音楽家、発明家などは、その作業中にはアルファー波を出しているそうです。

リラックスの練習
アルファ波強化のスタートとして、リラックスの練習をはじめましょう。
息を大きく吸いながら、上半身にグッと力を入れ、しばらく筋肉の緊張を実感します。次に、息をゆっくり吐きながら、体の力を一気にぬく。力を抜いたときに「力が抜けていい気持ち」と、こころから満足感にひたるのがポイントです。この筋弛緩法を1日5分間、1週間続けてみる。緊張と満足感の反復を脳が記憶すれば楽にリラックス状態に入れるようになるはずです。

音楽をうまく使う
音楽療法というリラックス法もあるくらいで、音楽をうまく利用すればメンタルトレーニングの効果もアップします。ストレス解消や気分転換でなく、試合前にやる気を高める(サイキング・アップ)、睡眠促進や心地よい目覚め、イメージトレーニングの促進にも役立つはずです。
ポイントは自分の好きな曲、心地よい曲を選ぶこと。もちろん人気グループの曲でもいいですが、クラッシックの名曲などにも挑戦してみたいものです。

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 メンタルトレーニング実習(カズ茶さんより)
Wata倶楽部ネットで、いつもお世話になっています「かず茶のスポーツ大爆笑」のカズ茶さんからの情報です。ただいま大学生ということで、メンタルトレーニングの実習内容を頂きました。カズ茶さんありがとうございます。2000/6/8

今回はまず最初に、先週やったリラクセーション法の復習からはいりました。呼吸法、筋弛緩法、自律訓練法などです。これらは毎日やらないといけないようです。そして、今回のメイン。音楽療法です。
最近のミュージックにもいろいろなジャンルの曲が有りますね。じつはトレーニングをしているときに、そのトレーニングの種類に合った曲を流す事によって、よりトレーニング効果を高めることができるのです。これを「バック・グラウンド・ミュージック効果」といいます。
たとえば静的ストレッチングや、リラクセーションとしての呼吸法などを実施しているときには、テンポの遅い静かな曲が適しているわけです。それに対して、スピードやパワートレーニングなどを実施しているときには、多少テンポのはやい、できればノリノリの曲がいいわけです。
また、洋弓やゴルフなどのように集中力を必要とする練習でも、それに適した曲を流す事によって効果をあげることができます。
その他、スポーツ心理学の知識や考え方、雑談などもかなり勉強になりましたね。一昨年のワールドカップで、城選手が試合中に笑ったり、ガムを噛んでたりして多くの専門家から非難されてましたよね。しかし、これらもメンタル面を充実させる方法なのです。
笑う(スマイル)によって、全身の余計な力を抜くことができるのです。ガムを噛めばアゴの筋肉を使いますので、それが脳にいい刺激となって届くわけです。これはスポーツ心理学における実験から明らかになっています。
欧米諸国ではこのようなことを20〜30年前から実施していたのです。日本でこれらが取り入れられたのはごく最近になってからです。日本がメンタルトレーニングにおいていかに遅れていたかという表われですね。日本人は、オリンピックのような大舞台で実力を発揮するのが下手ですが、原因としてはやはりメンタル面の強化がなされていないからでしょう。競技力の3本柱は、心・技・体ですが、世界のトップアスリートほど心の側面を重視して、徹底的にメンタルトレーニングを実施しています。

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試合本番になると、なかなか結果がでない。
メンタル的な問題かな?と思っている方は必見!

1日たったの10分でOK!
スポーツの本番で120%の実力を出しきり
いつでも満足できるパフォーマンスを発揮する

そんな、強いメンタルの作り方とは?
>>>本番で実力を発揮するメンタルトレーニング
    参考文献
     「ステップアップスポーツ 筋力トレーニング&コンディショニング」 廣戸総一著
     「スポーツマンのためのメンタルタフネス」 ジム・レーヤー著
     「見てわかるソフトボール」 山本政親監修



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