笑顔が一番、笑って健康!

21世紀も笑って健康に

【笑って健康にある不変の魅力】

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〜21世紀も笑って健康に〜

時代が変わっても人間の持つ魅力は不変です。一番に思いつくのが「笑顔」。今回はこの笑顔をテーマにしてみました。「笑う門には福来たり」といいます、ムスッとした顔をいていると、お互いにイヤな気持ちになりますが笑うことで人間関係がよくなり、みんなが幸せになれる。また、思いっきり笑った後は気分がスッキリするなど、多くの人は「笑顔」の効用を実際の体験で知っていると思います。「笑いは副作用のない良薬」そして、笑いはお金のかからない、いちばん身近な健康法ともいえます。ですから、楽しいときは豪快に笑いましょう。21世紀も笑って健康に暮らしたいものですね。



思いっきり笑った後は気分がスッキリするなど、多くの人は「笑顔」の効用を実際の体験で知っていると思います。しかし、ここ十年の世界的な研究で医学的にも「笑い」が体にいいことがわかったきました。では「笑い」は私たちの体に一体どんな効果をあたえてくれるのでしょうか。「笑いは副作用のない良薬」そして、笑いはお金のかからない、いちばん身近な健康法ともいえます。笑って健康、楽しいときは心の底から豪快に笑いましょう。


 笑うことで免疫力がアップ

笑うと、脳の中から脳内麻薬というものが出て、末梢血管が広がるため、血液の流れがよくなり、末梢まで十分な酸素や栄養分が行き渡ります。その結果、新陳代謝が活発になって、老化を防いだり、病気を防いだり、体の悪いところを治そうとする免疫細胞が増えるのです。
一方、ストレスや疲労などが続くと血管は縮んで細くなり、新陳代謝は悪くなります。このような状態では免疫力も落ちていくので、病気になりやすい。つまり、免疫力というのは、心のもちようで強くも弱くもなるというわけです。明るく愉快な気分や、前向きに生きようとする姿勢があれば、病気と闘うパワーもアップします。
その意味で笑いはとても大切なんです。だた、「笑い」とひと口にいっても、心の底から楽しく笑うのと、無理に作り笑いをするものなどいろいろです。健康にいい笑い、悪い笑いというのがあるのか気になるところです。
これについては笑いは大きく、次の三つに分類されるといわれます。
 ・快の笑い
  本能充足・優越感・意味を取り間違えたりするときの笑い
 ・社交上の笑い
  挨拶・つくられ笑い・つくり笑い・防衛や攻撃のための笑い
 ・緊張緩和の笑い
  緊張がゆるんだ時の笑い
その一つに、社交上の笑いというのがあります。つくり笑いや愛想笑いなどがそうです。この笑いはストレスに感じ、健康に良くない気がするかも知れませんが、そんなことはないそうだ。つくり笑いでも、それは単なる入り口にしか過ぎず、とにかく笑ってしまえば、理由はどうあれ、免疫力は上がるのです。つまらないときこそ鼻歌でも歌って、笑ってみることが大切です。
笑っているうちに、不思議と気分も楽しくなって、前向きな気持ちになってくるものです。おもしろくなくても、笑った表情を作ってみることで免疫力が上がるのなら、試してみる価値はあるでしょう。

笑いが免疫力をアップさせる?
「笑う門には福来たる」ということわざがありますが、いつも楽しそうにニコニコしている人の家には、おのずと幸せが訪れるという意味のことわざ。単なる故事と片づけては誤りのようだ。というのも、最近、笑いに免疫学の視点からアプローチし、笑いは免疫力をアップさせ、健康にいいという説が大まじめに報告されているからです。
笑いの効果を免疫学の視点から報告したのは、岡山県倉敷市にある柴田病院の伊丹仁朗医師らの研究グループ。1992年、ガン患者や狭心症患者を含む20〜60歳の男女19人に漫才や喜劇で3時間にわたって楽しんでもらい、彼らがおおいに笑う前の1時問と直後の30以内の2回、採血して各種の検査を実施した。比較したところ、驚くほどの数値の違いを示していることが判明したというのだ。
細かい数値はここでは省略するが、確実にいえることは、笑う前よりも笑った後のほうが免疫力が高まっていた。なかでも、ガン細胞を攻撃する力をもっNK細胞(ナチュラル・キラー細胞一が活性化されており、全体の平均値で35〜45パーセントも上昇していたという。医学的に、笑うことで直接ガンに効果があるとまでは確定していないが、免疫系統を通して効果があると考えてもよさそうだ。
これまで、ガンだけではなく、厳縦ピいう難病にかかってしまったアメリカ人が、笑い療法に真剣に取り組み、喜劇映画やユーモアたっぷりの本を読んで楽しく過ごしたところ、数カ月で完治してしまったという例もあるという。どうやら各種の難病は、仕事や私生活などでストレスを蓄積することと無縁ではなさそうだ。今後、笑いを通じた免疫学の研究によりストレスと病気の関係はさらに解明されていくだろう。
 ダイソー文庫シリーズ「なるほど科学」より


 脳をリラックスさせ活性化させる

笑う効用は免疫力をアップさせるだけではありません。そもそも「笑い」とは、視覚、聴覚、触覚などの神経系統が刺激を受けて、脳に反応するものなので、脳とは密接な関係にあります。
医者で噺家もできる先生が月一回「病院寄席」を開いて高座にあがっているそうです。笑いと脳の関係について調べるために、寄席の前後、脳卒中を起こした患者さんたちの脳派と脳血流量を測定してみました。すると、約70%の人が寄席の後、アルファー波増加し、脳内血流も上昇するという結果が出たそうです。
「健康な人がリラックスした状態のとき、後頭部優位に発生するアルファー波が増えて、脳機能の低下を示すデルタ波やシーター波が減少しているといのは、脳を損傷している人にとって、笑いは脳機能回復に有効な証拠といえましょう。また、脳への血流量が増えているといことは、脳への活性化をさらに促進することになります。
さらに笑いでアルファー波が増えることは、イライラしたりストレスがたまっている人にとって、脳をリラックスさせる作用があるともいいます。いずれにしても、笑いは脳を元気にしてくれる働きがあるということです。

 笑顔の効用
  ・免疫力が高まる
  ・脳を活性化させる
  ・ストレス解消
  ・人間関係が円滑になる
  ・20秒の笑いで心拍数、呼吸数が増加、血圧が上昇、運動と

   
同じ効果が得られる


 治療にも笑い

「笑い」の効果については、ここ数年世界各国が注目し、様々な研究が結果が報告されています。アメリカでは、末期がん患者の治療に「笑い」をプラスしたところ、生存期間が笑いの治療をしなかった患者に比べて約2倍長かったという報告がされていいます。また、フランスでは、笑うことによって脳からモルヒネが分泌されるという研究結果から、不眠症の患者に喜劇映画を毎日見せて笑わせたところ、薬の服用なしで眠れるようになったと言います。
「笑いと心身の健康についての研究はここ最近始まったばかりなので、解明されていないこともたくさんあります。ただ、笑うことが身体に良い影響を与えるのは確かばようです。もちろん、笑えば病気が治るという訳ではありません。しかし、あくまでも笑いは治療の補助手段。人間が持っている自然治癒力を高める方法の一つなんです」実際、医療現場では、チャップリンなどの誰にも分かりやすい娯楽映画のビデオを見せたり、落語や漫才などを患者さんに見せる「笑い」の治療を行なっているところもあります。
また、自分の抱えている困難を笑い話にして披露させるトレーニングを治療に取り入れ、患者さんをポジティブにして、病気に対する不安を軽くさせ、効果を上げています。今後「笑い」が総合的に治療の一つとして取り入れられるようになると思われます。


 暮らしの中にいつも笑いを

「笑いは副作用のない良薬」。そして、笑いはお金のかからない、いちばん身近な健康法ともいえます。ですから、楽しい時は豪快に笑いましょう。とはいっても、不景気な世の中、笑えるような状況じゃないという人も多いかもしれません。また、気難しい人、きまじめな人など、笑うことが苦手というひともいるでしょう。そんな人は「笑い」のトレーニングが必要だと思います。
人それぞれ「笑い」のツボは違いますが「笑い」を生活の中に取り入れて、ワッハッハと笑って、心も体も健康になりましょう。

笑顔体操
朝、起きたらまず鏡を見て、笑顔を作る練習をしましょう。
顔の筋肉がほぐれていると、笑顔をつくりやすくなります。
 ・鏡を持って、自分の好きな笑顔を見つけてつくりましょう
 ・目、口、左右対称に笑いましょう
 ・目も笑う(目がなくなるまで笑いましょう)


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