運動不足が健康を脅かす!

健康を脅かす過剰栄養と運動不足

【運動不足と過剰栄養】

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〜健康を脅かす過剰栄養と運動不足〜

医学的に減量が必要な病体を「肥満症」と定義し、その詳しい診断基準を日本肥満学会が発表しました。学会では「3〜5キロやせるだけで、かなりの病気を減らせる」と話しています。食後のデザートを我慢して、天ぷら、トンカツ見ないふり。中華丼のご飯もぐっとこらえて半分残す。で、運動不足とばかりに空きっ腹抱えてひたすらエクササイズ。なんだかカラダに良さそうに見えませんね。食事の量を減らすのは、まあわかる。運動不足でカラダを動かす事も必要です。でも、案外忘れていませんか?サプリメントを上手に利用することでダイエットはかなり楽になるってことを。食事の見直しと適度な運動、さらにサプリメントの3本柱でダイエットに挑戦しよう。



ダイエット中に陥りやすいのが食事制限の反動によるドカ食い。ひもじい気分をひたすら我慢しているうちに、食べ物を「目が欲する」ようになる。精神的ストレスが溜り、ええいどうにでもなれと、ご馳走に手が伸びる。こうなるともう、どうにも止まらない。もとの木阿弥ですね。空腹感を無理やり我慢するのはかえってダイエットの妨げになります。

ダイエットについて! も参考にし、効果的なダイエットに挑戦しましょう。


さて、過剰栄養と運動不足で肥満が増え、人々の健康を脅かしています。医学的に減量が必要な病体を「肥満症」と定義し、その詳しい診断基準を日本肥満学会が1999年10月中旬に、東京で開いた学会で決定しました。
肥満の総合的な対策を求める異例の宣言も出し、糖尿病などの生活習慣病の最大の誘因とされる肥満の予防と治療の指針となりそうです。

肥満が高血圧や糖尿病などの合併症を起こし、国民の健康を脅かしているとして、太り過ぎを防ぐ運動に国などが積極的に取り組むよう呼びかける異例の宣言を、日本肥満学会が10月10日までにまとめました。 14日から東京の日本都市センターで開かれる肥満学会で公表し、行政機関などに広く訴えるそうです。

肥満学会としての初の宣言で、特定の医学会が健康問題でこうした訴えを出すのは珍しく、肥満学会の会長は「3〜5キロやせるだけで、かなり病気を減らせる」と話しています。

宣言は「肥満や過体重が津波のように人々を襲い、健康のみならず社会的、経済的な面で大きな負担と損失をもたらしている。 この津波のような動向は子供の世界を飲み込む勢いだ」と警告している。
肥満の真の怖さは合併症で、生活習慣病である高血圧3千300万人、高脂血症2000千万人、糖尿病690万人の患者のうち3〜6割は肥満が原因と推定。日本の肥満はこの30年で2〜4倍に増えており、「この危機は、国民の身体活動の低下と食生活の変化を反映している」と指摘。 生活スタイルの改善による減量を求め、正しい知識の普及や医療体勢の強化などの総合的な対策に国の支援を要請している。


 人類は太る宿命

人は太りやすい。「人類は誕生以来いつも腹ぺこだった。食料があれば、できるだけ体にため込もうした。腹いっぱい食べられる飽食の時代は、ほんの30年にすぎない。飢餓の時の生き残りが策が今は裏目に出ている」とみていいでしょう。

体の脂肪を表す肥満指標としては、体重(キログラム)を身長の(メートル)の二乗で割った数、体格指数BMI(ボディー・マス・インデックス)が国際的によく使われる。BMI25以上になると、日本の場合、生活習慣病を起こしやすいと指摘した。25以上で高血圧や高脂血症、高血糖などがある場合を「肥満症」とみなすように初めて提案した。BMI22が最も病気が少ない標準的な理想体重だ。肥満学会は1993年にそれより20%高い26.4以上を肥満の基準としていた。
今回、2年間の検討の末、基準を改め、BMI25以上を肥満とした。
25以上は成人の22%に上るそうだ。


 BMI(ボディー・マス・インデックス)

肥満の判定に用いられる体格指数。
体重(キログラム)を身長の(メートル)の二乗で割って求める。
体重65キログラム、身長165センチなら
BMIは65/(1.65×1.65)=23.9となる。

BMIが22の場合最も疾患が少ないため、標準とする。
肥満の判定は22の
前後10%が「普通で」
  +10%の24.2以上が「過体重」
  +20%の26.4以上が「肥満」
としていたが、新たにBMI25以上で合併症がある場合を「肥満症」と定義した。

欧米ではBMI30以上を肥満とみなす国が多い。しかし、日本で30以上は3%たらず、欧米の10分の1程度にすぎない。それでも糖尿病などは急増、欧米並みに深刻化している。
患者15万人を解析したところ、高血圧や高脂質はBMI25で22の人の2倍に達し、糖尿病は27で2倍だった。また、皮下脂肪よりも内蔵につく脂肪の蓄積が健康障害を起こしやすい。このため、肥満と判定された人で、糖尿病や高血圧などの肥満関連の健康障害あるか、内蔵脂肪面積が100平方センチ以上蓄積している場合を、減量が必要な肥満症と診断するよう提唱しています。


 肥満学会の宣言要旨

肥満や過体重が日本の多くの疾病の基盤となり医療的、経済的負担の最大の要因となっていることを実証するとともに、国民や行政機関の認識を高めるように努力する。

肥満についての正しい医学的知識の啓もうのための広報活動を全国規模で展開し、国民に広く理解を求める。

肥満の成因や病体に関する研究活動を推進し、科学的根拠に基づいた肥満の対策を確立する。

肥満に対する質の高い専門スタッフを養成し、健康サービスの供給施設の増設に協力する。

以上の活動や達成のために、立法、行政機関の支援を要請する。


予防効果は2兆円
日本肥満学会会長の話では、欧米で肥満とされる体格指数は(BMI)30以上の人は日本では3%とまだ少ないが、肥満問題の深刻さは欧米と変わらない。
日本人の合併症のデータを総合すると、BMI25以上で注意が必要だとの結論になった。肥満の予防で健康が保てるし、国民の医療費も2兆円は節約できるのではないか。BMIで最も良い標準は22。若い女性でダイエットがはやっているが、やせ過ぎも健康に悪い。と指摘しています。




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